一度や二度は耳にしたことがある言葉で「省エネ住宅」という言葉があります。とはいうものの、省エネ住宅とは何ですか?と聞くと「テレビなどで聞いたことはあるけども正直なところあまり具体的によくわからない」という方や、「電気やガス代が安くなるような気がするけども詳しいことは知らない」という方もおられるようです。では実際のところ、省エネ住宅とはどのような住宅のことなのでしょうか?省エネ住宅とは生じするエネルギーを抑えた住宅のことで、国もこの住宅の普及に力を入れています。少し前までは、冷暖房のエネルギーを抑える断熱対策が中心となっていましたが、最近は給湯・家電・照明などの消費エネルギーにも基準が設けられるようになりました。
省エネ住宅には2つの基準が設けられていて、一つは「外皮性能」というものです。建物内外の熱の出入りを少なくすることですが、壁や天井や床などに断熱材を敷き詰めたりさらには、窓を二重にすることが一般的です。そしてもう一つは「一次エネルギー消費量」というものです。省エネ住宅にはたくさんのメリットがありますが、なんといっても1年を通して快適な居住空間で過ごすことができるのは素晴らしいものです。
夏は涼しくそして、冬は暖かく過ごせますので、「キッチンや洗面所の足元が冷えてつらい」「リビングは涼しいのに、子供部屋や寝室は蒸し風呂状態」というような、状況を避けることができ家全体が一定した温度をキープできます。