住宅関連, 注文住宅, 間取り

施工会社に注文住宅の相談をする場合の注意点とは

注文住宅は大手のハウスメーカーや地域に密着した経営を行っている工務店、設計事務所に相談します。土地と施工会社が決まったら請負契約を締結しますが、その前にラフプランの検討が必要になります。施工会社によって設計者ではなく営業スタッフがラフプランを提示してくるので注意してください。営業スタッフが提示するプランは構造的に実現できないものが多く、そのまま話を進めると契約後に大幅変更が必要になるなどトラブルが起きる可能性があります。

トラブルを避けるには設計者自身からより具体的なプランを提示してもらうことが大切です。設計には多額の人件費がかかるため、契約前の段階で提示されるのはあくまでラフプランになります。ハウスメーカーは設計と施工の両方を自社で行っており、これらを1つの契約で請け負う場合もあれば同時に契約する場合も存在します。設計事務所に相談する場合は設計と工事監理の請負契約を締結し、プランと工事の発注先が決まってから工務店と工事の請負契約を締結するのが一般的です。

施工会社によっては何のプランも決まっていない段階で営業スタッフが契約を促すことがあります。月末までに契約すれば建築費が50万円安くなるなど、契約締結を急かされる場合があるので注意してください。注文住宅の建築費用は専門的な知識がない施主にとってよく分からないことが多く、値引き分を他のところで上げるのも難しくはありません。無駄な出費を抑えつつ理想的な注文住宅を建てたいのであれば、誠実で信頼できる施工会社を選ぶ必要があります。

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