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開放的な注文住宅で考えたい後から困らない設備の基本

注文住宅の建築を検討している方の中には、屋内側は木材を多用して開放的な空間に仕上げる方も少なくはありません。特に1階側ではリビングの窓側を吹き抜けにしたり、天井を敢えて作らずに木材の構造をそのまま出すことで開放感を感じ取ることも可能です。注文住宅で建築する際には、この1階部分の高さを通常より高めに設計することもでき、木の温もりを感じながら健康的な生活を送るには最適ではあります。この構造は注意すべき内容もあり、後から困りごとにならないように重要となる設備等にはハウスメーカーと十分な打ち合わせをすることで解消することはできます。

事例をあげるとリビングの吹き抜けのスペースは、窓ガラスも高い位置に設けることが前提にあるので、屋内外から窓掃除を行えるように簡易昇降機などを採用する方法もあります。照明器具に関しても、高い位置に取り付けすると後から電球交換が困難になるので、吊り下げ式など電源は高い位置にあっても照明器具を低い位置に吊り下げる方法であれば問題はありません。照明器具に関しては壁側に設置する方法や、ダクトレールを一般的な高さに設置する方法でもコンセプトを崩さずに快適性を作り出せます。リビングの天井を作らない方法でも吹き抜けと同じように、照明器具の位置、エアコンの位置は低めの位置に設置することも必要になります。

天井を作らない構造ではエアコンや暖房機を使う際には、一般的な住宅よりも消費エネルギーが大きくなることは当然です。それでも開放的な空間を注文住宅で建てることを希望している方は、断熱材を隙間を作らずに気密性の高い住宅にする方法で一応は省エネには役立ちます。注文住宅のことならこちら

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