省エネ住宅とは断熱性、気密性、日射遮蔽の条件を満たし、冷暖房効率が高くなるように設計された住宅です。日本はエネルギーを輸入している国なので、限られている資源を効率的に利用することはとても重要で、近年夏場や冬場では電力需給がひっ迫して供給が追い付かなくなる危険があるため、省エネ住宅の普及は国としても重要な課題になっています。こうした背景から省エネ住宅の普及は重要な課題ですが、断熱材を普通の家よりも多く入れなくてはならないため、販売価格が高いというデメリットがあります。補助金を活用することでお得に購入できるということを知っておいて損はありません。

補助金には、ZEH補助金、こどもみらい住宅支援事業、地域型住宅グリーン化事業などがあります。それぞれ貰える金額や対象となっている人の年齢が異なりますので、申請前に確認しておくと良いでしょう。省エネ住宅とは別に住宅の購入や新築には様々な減税・補助金制度もあります。建てる家の種類によって減税額なども異なるので、情報収集をしてから家を持つことは非常に重要です。

省エネ住宅とは建材に様々な指定がある住宅で、数値でわかるように指標が設定されています。注文住宅で省エネ住宅を目指す場合は、基準を満たすことができるように工務店としっかり打ち合わせをし、素材選びから決めていくようにしましょう。建てるときのコストは高くても、光熱費が安くなるので長期的に見るととてもお得です。