日本の家庭でのエネルギー消費は約30%が冷暖房、夏場のエアコンに冬場の暖房器具は生活には欠かせない存在ですが、その割合は省エネ住宅になると極端に減るともいわれています。省エネ住宅とは何か、これからマイホームを購入したいと考えている人や注文住宅で家を建てない人など何となく理解されているかと思われますが、人から省エネ住宅とはどのような家を指すのか教えて欲しい、このようにいわれても説明が難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。省エネ住宅とは、エネルギー消費量を抑えることができる機能を持つ住宅の総称です。日本には四季があるわけですが、四季はそれぞれの季節ごとに人々に様々な感動を与えてくれる魅力があるけれども、地球温暖化などの影響で夏場は猛暑が続くことが多いですし冬場は昔と比べると寒い日が増えるなど四季はやがて冬と夏だけになるのではないか、このような意見も少なくありません。
省エネ住宅は小型のエアコンでも冷暖房が良く効く、朝および夕方は風通しの良い家、室外からの熱気が室内に入らない涼しい家など快適な住宅を意味するものです。ちなみに、現在40代以上の人々が子供の頃に感じていた夏の暑さと現代の暑さではかなりの違いがある、このように感じる人も多いのではないでしょうか。昔なら夕方になると夕立となり気温を下げてくれたけれども、最近は夜になっても気温が下がることが少なくなった、このようなことを感じさせないのも省エネ住宅の特徴になるのかもしれません。